山々の新緑が美しい季節になりました。ひと雨ごとにぐんぐん伸びる草木の成長には目を見張るものがありますね。
ただ、喜んでばかりいられないのが田んぼの草刈りです。炎天下での畦畔草刈り作業はかなりの重労働で、高齢化が著しい内日地区にとっては、頭を悩ませている課題でもあります。
そこで、産業・環境部会では、草丈が高くならず丈夫なジャノヒゲ(リュウノヒゲともいう)を畦畔に植えて繁殖させ農家の作業負担を減らそう!というプロジェクトを始めました。
4月11日(日)13時から竹村部会長宅にて、ジャノヒゲのポット植えをしました。当日は部会員の他、地域の方が参加してくださり、2㍑の紙パックを再利用したポットを作製し、3株づつジャノヒゲを植え込みました。
参加された方々は、農家やガーデニング経験が豊富な方ばかりで、作業はスムーズにパパっと終わりました。本来なら、作業終了後にお茶を飲みながらワイワイ語らうのですが、飲食は控えて早々に解散になってしまいました。お疲れ様でした。
作ったポット84個は、参加者で分担してご自宅に持って帰っていただき、来年まで育たてていただきます。その後、少しずつ苗を増やして、どこかの傾斜地に実験的に植えてみる予定です。
10年後20年後を見据えた息の長い活動になりそうですが、内日の美しい里山風景を守るため、取り組む価値のあるプロジェクトだと思っています。
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