新型コロナウイルス感染拡大の終息がみえない中、今年度の内日地区合同防災訓練をどのように行ったらよいのか、まち協役員と自治会役員で協議の結果、コロナ禍での分散避難の訓練をすることになりました。
いつものように、指定避難所の内日中学校や内日小学校に一斉避難するのではなく、各地区の一時避難所にそれぞれが分散避難する形態になりました。一時避難所では、チェックリストを使ってその施設の設備や収容可能人数の確認をしました。また、小中学校では、保護者への児童・生徒引き渡し訓練が行われました。
この防災訓練が行われた7月5日の前日には熊本県が甚大な豪雨災害に見舞われ、多くの方が尊い命をなくされました。ここ数年は、50年に一度とか100年に一度とか言われる災害が毎年のように起きています。想定をはるかに超えるような事態がすぐ身近なところでいつ起きてもおかしくない状況です。
さらに今後は避難所での新型コロナウイルス感染への対策も考慮しなくてはいけません。いかに難を逃れるか、日頃からの備えや訓練が欠かせない時代になりました。
また非常食を体験してもらおうと、内日地区まちづくり協議会から小中学校の児童生徒へ『カンパン』を配布しました。『カンパン』を見るのも初めて食べるのも初めてという子ども達が多かったです。被災時の不便な生活を少しでも想像してもらえたらいいなと思います。
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