去る11月23日(土)に令和元年度まちづくり研修会として、ドキュメンタリー映画『奇跡の小学校の物語』上映会を開催しました。昼の部(13時30分~)と夜の部(18時~)あわせて83名の方が観に来てくださいました。
突然、5年以内に複式学級を解消しなければ廃校と宣告された栃木県宇都宮市立城山西小学校。地域住民に衝撃が走った。少子高齢化の波は日本全国のいたるところに押し寄せており、地域が抱える課題がこの小学校にも重くのしかかっていた。
そんな前途多難な小学校に新任の校長が赴任してきて、運命の歯車が少しずつ動き始めた。「おらが学校は地域で守る!」との固い意志のもと、地域住民と行政が校長の学校を変える『5つの約束』を後押しする。「この学校はなくさない!」というみんなの意地と努力が実を結び、複式学級を解消して児童数が100人を超える学校に成長していく過程は、心が揺さぶられる。
内日地区でも何かできることはないか。なにか少子高齢化に歯止めをかける手立てはないものか。深く考えさせられる内容でした。
いいものは残していきたい、いいものは受け継いでいかなければならない。そこにどれだけの人が本気で取り組めるか、そこにかかっていると思いました。
鑑賞後のアンケートでは内日小・中学校がなくなっても仕方がないと答えられたかたは少数でした。小中一貫校として存続する方向性も考えながら、内日の純真無垢な子ども達の笑顔が消えないうちに、地域の中の学校の存在意義を真剣に考え、存続について一丸となって取り組む時期に入っています。
…今年の春には、内日中学校の生徒数はついに1桁台になるかもしれません。
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