内日地区における防災意識の啓発を図り、避難訓練等を通じて自主防災の重要性を地域住民が深く認識するとともに、「自助」「共助」「公助」による災害に強い地域づくりを推進することを目的に、毎年、内日地区連合自治会・内日小学校・内日中学校・内日地区まちづくり協議会が合同で防災訓練を実施しており、今年度は以下のとおり行われました。
日時:令和元年7月7日(日)13:00~15:30
場所:内日地区全域(指定避難場所:内日小学校体育館)
参加者数:225人
内容:平日の午後にマグニチュード8クラス、震度6強の地震が発生したとの想定
で、各地区住民が安全を確保しつつ第一次避難ののち、指定避難所に避難す
る訓練。
併せて、避難完了後に、防災教室を開催
①起震車体験 ②AED講習 ③応急処置・簡易担架の作り方講習
【避難状況】
12:50 地震発生想定
12:55 自治会長へ一斉メール送信
13:00 自治会長へ内日小学校に避難所開設、避難行動開始連絡
各自治会の一次避難所に集合の後、指定避難所へ避難
負傷者を内日消防分団に救助要請
13:10 指定避難所での受付開始
13:27 避難完了

①起震車体験
震度5~7の揺れを体験させていただきました。
震度7の揺れは、物につかまっていても体が揺すられて身動きできません。
貴重な体験でした。

②AED講習
毎年、避難訓練の際には受けている講習です。AEDを操作するのは初めてではないという方も増えてきましたが、繰り返し訓練し、確認しておくことが大切です。
AEDで救われる命がそこにあるなら、怖がらず、勇気をもって使いましょう。

③応急処置・簡易担架の作り方講習
内日で救急車を呼んだら、何分くらいかかるでしょうか。10分?20分?
待っている間にあなたにできる事は何でしょう?
ちょっとした知識がいざという時に役立つかもしれません。

今年度も、梅雨明け前の蒸し暑い時期の開催になりましたが、近年の熊本地震や広島の豪雨災害などの被害を思うと、いつ何時自分が被災するか分からない怖さがあります。繰り返し訓練することで、より確実に自分の身の安全を確保し、家族や地域で協力し合えるすべを身につけていきましょう。
ご協力くださった皆様、ありがとうございました。
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